2017.07.02 (日)

関和学 JB霞ヶ浦シリーズ第2戦優勝! ツインテールリンガーとスパークショットで勝ち取った勝利

こんにちは。エバーグリーンプロスタッフの関和学です。

この春、全国各地で猛威を振るい続け、いい思いをされた方も多いと評判のワーム、ツインテールリンガー。すでに数々のトーナメントで優勝や上位入賞に絡んだという話しも耳にする激釣れワームですが、(ご報告が遅れましたが……)実は僕自身もこのワームで4月29日に開催されたJB霞ヶ浦シリーズ第2戦で優勝していたのです!(笑)

今回はその時の状況とツインテールリンガーの使い方やタックルについてご紹介します。

JB霞ヶ浦シリーズとは霞ヶ浦だけを舞台にしたトーナメントで、霞ヶ浦を知り尽くした者や霞ヶ浦に人生を賭けた(笑)つわものが集結するローカルプロトーナメントです。

霞ヶ浦が大好きすぎて移住をしてしまった僕自身もその例外ではなく、JB霞ヶ浦シリーズには半端ではない思い入れがありますから、今回優勝できたことは言葉では言い表せないくらい嬉しかったです。

さて、トーナメント期間中の霞ヶ浦はまさに春真っ只中。水中のバスはいわゆるスポーニング期間中で、シャローでは子孫繁栄のために相手探しをしているバスや、すでにカップル成立なバスなど、様々な状態のバスが観察できました。

狙い方を変えていけば、コンディションの違うバスをキャッチできる状況。今のタイミング的なこと、トーナメントなのでウェイトが重要となることを踏まえると、ウェイトのあるメスバスを狙うことは必須。そこで、シャローに上がってきた直後のメスバス、そしてオスを探しているプリスポーンのメスバスを狙うことにしました。

練習で見つけたエリアは2か所で、条件的にはアシのある浅瀬を魚道が付いた板で囲まれた場所です。釣り方は、アシと板の間を行ったり来たりしているメスを目で確認しながらのサイトフィッシングでした。

そして、そのために使用したのがツインテールリンガーのネイルリグ。ツインテールリンガーは、プロトタイプの時から各地のテスターが釣りまくっていたワームです。色々なリグに対応できるワームですが、ネイルリグでは特に威力を発揮しています。

このワームの特徴は、テール部にあるリブの付いた2本のピンテール。アクションさせるとそれぞれの動きに微妙にズレが生じるのですが、これがバイト誘発に大きく影響していると感じています。

特にネイルリグでの着底時、2本のテールがズレて動きながらゆっくり倒れこむ動きはまさに神アクション! この神アクションで、今回のトーナメントのキッカーとなった2,300gオーバーのデカバスを喰わせました。

また、それ以外にもズル引きやスイミング、止めた時などにもバイトが多発。とにかく、バイトが多いワームです。リブ付きツインテールの効果は凄いものがありますよ。

ロッドは、ヘラクレス・スパークショットを使用。表記がウルトラライトでソリッドティップとあるため、どうしてもかなりライトなベイトフィネスロッドと思われがちなロッドですが、ただ単に軽いリグをキャストしたいために作ったわけではありません。

ウルトラフィネスなリグをフリップするための繊細なロッド。だけどただ繊細なだけではダメで、バットパワーはミディアムヘビーに近いものを持ち合わせている必要がある。その目的のために、たくさんの要素を一つ一つ検討して、丁寧に組み合わせて完成させた、僕の中では最強のベイトフィネスロッドです。

結果は、3匹・3,715gで優勝! 最強のタックル、最強のルアーで勝ち取った、JB霞ヶ浦シリーズ。もちろん、ファンの皆様やスポンサー様の後押しがあってこそです。昨年からなぜか(笑)好調が続いておりますが、これに驕らずまだまだ上を目指していきます。

■タックルデータ
ロッド:ヘラクレス HCSC-60UL/MST スパークショット
ライン:フロロカーボン 7lb
ルアー:ツインテールリンガー 4.7インチ ネイルリグ

■関連サイト:JB日本バスプロ協会・NBC日本バスクラブ公式サイ

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