木下彰 リミットブレーカー+フロートリグで闇磯のアフターメバルを攻略
こんにちは。エバーグリーン・ライトゲームプロスタッフの木下彰です。
アフタースポーン絡みのメバルを狙って闇磯へ釣行しました。
今回エントリーしたのは、ゴロタ浜と浅い磯場が隣接したエリア。初めて訪れたポイントでしたので、サーフェイスレンジを広く探ることができるフロートリグを選択しました。
まずはゴロタ浜からチェックしますが、広範囲に藻が生い茂っていて、どこに投げても藻の上に着地するのでまったく釣りになりません。そこで磯場へ移動し、岬の先端付近を中心に広くチェックすることに。
ゴロタ浜の方から流れる潮が磯に当たりそのまま沖に払い出しているため、手前は右から左へ速く流れ、沖は緩やか。何度かキャストしてその境目を探し、手前の流れに乗ったところで軽くテンションをかけながらワームを先行させるイメージでゆっくりとフロートを流します。
そして、時折トゥイッチを入れながら流しているとヒット。フッキングを入れると同時にロッドが急激に絞り込まれます。良いサイズなのは一目瞭然なので、藻に潜られないように慎重にやりとりを開始。・・・したんですが、痛恨のバラシ。
サイズを出すならここしかないと感じましたので、少し時間を置いて入り直し、もう一度フロートをキャストします。
潮流は相変わらず、手前は速く、沖は緩やか。先ほどの、じわーっとフロートが引っ張られるポイントで軽くテンションを張り、ゆっくりと送り込んだところですぐにヒット。流れに乗ってしたたかに抵抗しながら上がってきたのは、アフターから回復した27cmのメバルでした。
季節が進むにつれ、状況はまだまだ良くなると思いますので、これからのシーズンに期待したいと思います。
■ 重量級リグ対応・ソリッドティップロッド
今回は、闇磯やゴロタ場といった、ストラクチャーが多く遠投が必要なポイントへの釣行でしたので、ロッドはソルティセンセーション・リミットブレーカー(プロト)を選択しました。
リミットブレーカーは、「重量級リグを遠投することができ、かつ、はるか沖合でもまるで近距離のように繊細に釣ることができるロッド」というコンセプトで開発したものです。
これまでソリッドティップ搭載ロッドでは難しかった重量級リグの遠投と、潮流や魚の気配を感じ取るソリッド特有の繊細な感度を両立させることに成功しており、さらには40㎝を超える大型アジに主導権を与えず、足場の高い場所からでもぶっこ抜けるだけのパワーを併せ持っています。
今回のように、フロートリグを使用したメバリングでは、広範囲を探るために10g近いリグをフルキャストし潮流の変化を探しながら、その上でリグをイメージ通りに操作する必要があります。
リミットブレーカーの持つ遠投性と感度、そしてフロートの先にある軽量ジグヘッドを繊細にコントロールすることができる高い操作性が、今回の釣行を快適にサポートしてくれました。
■木下彰ブログ:ひとりぼっち釣行記
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